レクサスIS

LEXUS

レクサスIS(250/350)

レクサスIS〜走りに重点を置くインテリジェントスポーツ


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 レクサスのエントリーモデル、レクサスIS
 エントリーモデルという表現は微妙だが、現在のラインナップの中では最も安価な設定であるのは事実である。
 ただし、IS350とGS350との価格差は殆どなく、基本性能ではISが上回る部分も多い。
 斬新、しかし派手過ぎないバランスの良いデザインは評価され、人気も高いが、激しい批判やバッシングにもさらされており、何かと注目されている車である。
 

【インテリジェントスポーツ〜IS】

 レクサスIS。実は私の愛車がこのISである。

 GS、LSとは性格が異なり、高級さよりも「走り」に重点を置く。
 その分、高級車としては乗り心地は劣る。
 V6、3500cc(2GR-FSE)エンジンは専用チューニングが施され、初期では、当時の他ラインナップ全て(GS350、GS430、SC430)に対して圧倒的なアドバンテージを誇っていた。
 しかし、現在では新開発の4600ccエンジン(LS460、GS460)の登場などにより、そのアドバンテージは薄れてきている。
 2006年11月の小変更ではバージョンSのサスペンションの設定を、2008年9月のマイナーチェンジで意匠の変更が施され、総合的にはかなりの進歩や改善があり、私を含む初期モデルオーナからすれば少し妬けるが、メーカー(トヨタ)がこの車をどれほど大切に考えているかが垣間見えることであり、これからも改良して、新たなユーザーを増やして頂きたいと願うばかりである。

【IS350〜官能的とも言える3500ccV6エンジン、その加速は老若男女を虜にする】

 私はこの車を試乗もせずに購入した。
 「馴らし運転はそれ程必要でないということだが、そう言われてもやはりじっくりと慣らし運転をしてしまうのは団塊ジュニア世代の性であろうか・・・。

 高速道路でそのパワーを一気に解放した時の快感は、3年経った今でも飽きることはないが、当時は「こんな車が今までにあったか!」と驚き同時に、既にその車のオーナーであるという歓びを一度に味わうことが出来た。

 AE86やS13シルビアなどでで峠を攻めるような走りとは違った快感がある。
 レクサスIS350バージョンSには、テクニックが未熟な者でも速く走れてしまうという感じで、走り屋と言われる方々にとってはツマラナイ車に思えるかも知れないが・・・。
 安定した走りをもたらす「VDIM」。今は250にも標準装備されている。

 【IS250〜真のインテリジェントスポーツはここにあり】

 私は結果的に350を選択したが、試乗してたちまちその魅力にやられてしまったのは250であった。
 2500cc、V6エンジンはリニアに吹け上がり、その静かさは350を上回る。

 レクサスのラインナップで最も安価で小さい排気量、アンダーパワー。

 だが、私は今でもこのレクサスIS250こそ、レクサスの最高傑作だと思っている。
 
 ドイツのゴールデン・ステアリング賞の受賞はIS250(VDIM非装着)である。

【その他】
 近々、IS250cが発売される。
 若者も、現役を退いた年配の方が乗っても素敵なコンバーチブル。
 発売が楽しみである。


 (レクサスISFについては、シリーズと一線を画すモデルであり、別ページで)

【雑談〜ISはレクサスの苦情処理係?】
 
 主にネット上、ブログや掲示板などでレクサスに対する厳しい意見が多い。
 中でもISはその批判や中傷をかなり引き受けている。
 実際のオーナーが、「こんな車買ってしまって損した」と怒っているのではなく、全く縁もゆかりもない人たちから激しいバッシングを受けている。
 これは、ISオーナーの一人としては少し気になるところであったので、ちょっと考えてみた。

 (以前からトヨタという会社に対して快く思っていない者が多い。そういった方々が、レクサスに対して不快感を持っている)
 これは大きな視野で考えた想像である。
 つまり、この国の社会の構造に着目した。
 車というのは、トヨタなどメーカーを頂点に、様々な下請け業者が部品を製造したりと、ピラミッド型のようなシステムで1台の車が完成する。
 その「レクサスマスト」なるものは下請け製造会社からすればどうだろう?カローラの部品だって、丹精込めて製造していたに違いない。
 レクサスマスト分の対価がちゃんと末端の労働者まで支払われているのであれば、何なら問題はない。
 だが、仕事は厳しくなり賃金は変わらないのであれば「レクサス憎し」となるのは必至であろう。
・・・・考え過ぎか。

 (妬み嫉み説)

 これは、全く手の届かないスーパーカーに対しては起こりにくく、本来は自分にも手の届くものである場合に起こる感情である。
 誹謗中傷のターゲットがISが中心である以上、これは有力な候補かも知れない。

 若かりし頃、私は80スープラに憧れた。本当に欲しくて欲しくてたまらなかった。
 その車に乗るオーナーに対して憎しみがあっただろうか・・・今思い出してもそんな感情は全く無かったし、考えもしなかった。
 正直「羨ましいっ!」とは思ったが、好きな車が目の当たりにできて幸せな気持ちであった。

 だから、私は「妬みによるもの」はそれほど多くはないと思っている。

(レクサスを買わせないようにしている)

 ズバリ、これは大いにあると思う。実際にインターネットの誹謗中傷を鵜呑みにして、購入を控えた方がかなりいると考えられる。
 中には実際に購入された方のレビューで「なんでネットでの評価がこんなに厳しいのか分からない」との意見が多い。
 LSなどは、だいたい客層が決まっている。
 選挙に例えると浮動票的なISは、一般の方の多くが購入する可能性を秘めている。

 (結局・・・わかんないや)

 インターネット掲示板などを見ていると、オーナーであることが少し怖いと思えることもある程、ちょっと心配してしまう程酷いことを書かれているが、現実にはレクサスでドライブをして、サービスエリアの駐車場などで大勢の人たちの中でも
「あんた、なんでレクサスISなんかに乗っているんだ!」と怒って詰め寄ってくる人はいないし、文句を言ってくる人もいない。
 また、馬鹿にされたり、指をさされて笑われることもない。
 
 ネット上の書き込みなどを鵜呑みにしたら、こんなことが起きるイメージがあるが、実際にはないので購入を検討されている方には安心してほしい。
 私のは初期型であるが、マイナーチェンジされた現行ISはほんと羨ましいかぎり。
 自信を持ってお勧めする。



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